カンボジア通信


▲トゥクトゥクの制作現場。カンボジアの場合、トゥクトゥク制作は、まず金属の板や棒、木材を適切な大きさに切りそろえ、各部品を作ることから始まる。できた部品を釘や溶接などで組み立て、ヤスリがけ、塗装を施す。その工程はほぼ完全に手づくりだ。電動ノコギリがうねり、有機溶剤の匂いが充満する制作現場では、大人ばかりではなく子どもも働いていることがある。


遺跡以外のカンボジアを旅する本「トーマダー」の発行人がカンボジア人の生活、プノンペンの町のようす、写真で見るカンボジア、カンボジア人の仕事、カンボジアのニュース、日記などをつづっているブログです。
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1米ドル=約4100リエル、1万円=約?米ドル
2007年7月8日現在
※首都プノンペンのもの
>>米ドルとリエル、どっちが得?

【カンボジアのお天気情報】
wunderground.comによるカンボジアの天気予報
プノンペン
シェムリアプ
コッコン
コンポンチャーム
ストゥントレン
スバイリエン
バッタンバン
シハヌークビル (コンポンソム)

【管理人の連載を読む】New!!
BSフジで放送中の世界の市場紀行/World Bazaar21のサイト内にある「各国いまどき報告」で当ブログ管理人の連載を読むことができます。

〔関連サイト〕カンボジアでクメール語を勉強するトーマダープノンペンで賃貸住宅を探す

2007年08月08日 ◆カンボジアフォトスケッチ
■プノンペンの空 2007年8月8日(水)16時04分



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2007年08月06日 ◆カンボジアフォトスケッチ
■夜、雨、プノンペン、ソティアロス通り


雨が降った夜、ソティアロス通りへ行った。いつもは観光客や在住外国人、夕涼みに来た地元の人たちで賑わうこの通りも、雨が降ると人影はまばらになる。路上で寝泊まりしているシクロの車夫や「夜の顔」もこの日は姿を見せなかった。

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2007年08月05日 ◆「トーマダー」日誌
■同じ国に同じものを送るのに郵便料金が違う?

ここ数日、続けてトーマダーの定期購読の申し込みをいただき、とても嬉しく思っている。
先日も申し込みをいただき、購読料の振り込みの確認ができたので、申し込みのあった分(創刊号と2号)を持って郵便局にいった。そのときの送料(航空便)は2部で1万3300リエル。
ところが、今日、同じ創刊号と第2号を発送しに行ったところ、重さはまったく同じで送付先も日本だというのに料金は1万5500リエルだと言われる。2200リエルの違いは何なのだろう? なぜ違うのだろう? そこが気になる。
「この間、同じものを送ったとき、1万3300リエルしかかからなかったのに、どうして今日は1万5500リエルかかるんですか?」
郵便局の窓口の人に聞いた。すると窓口の女性は
「1万3300リエルっていうのはタイやベトナムへ送る場合の料金ですよ。日本の場合は中国と同じ料金が適用されるんです」
と言う。答えになっていない。タイやベトナムに送ったなんて一言も言っていない。
「違います。タイではなく日本に送ったんです。でも料金は1万3300リエルでした」
何回かの問答のあと、
「それじゃあ1万3300リエルでいいです。でも、3300リエル分の切手はないので、1万3500リエルになります」
「それじゃあ□□でいいです」というのもおかしな話だが、設定された料金分の切手がないというのも不思議だ。それに、前回、1万3300リエルで送ったときは、「ない」切手をどうしたのだろう? すっきりしないので、局員が料金の算出に使う料金表を見せてもらう。このとき出した郵便物の重さは局員によると180グラム。料金表を見ると180グラムの場合は1万4580リエルとある。数字が一致しない。
「例えばアメリカにポストカードを送る場合、2100リエルかかるんですが、2100リエル分の切手はないので、局員は2200リエル請求し、2200リエルの切手を貼るんです。日本の場合は1800リエルですが、1800リエル分の切手はないので、2000リエル分の切手を貼ります」
設定された料金分の切手がないということ自体が理解しがたい。局員に見せてもらった料金表を見ると、ポストカードをアメリカに送る場合、0.55ドル(2161.5リエル)、アジアの国に送る場合は0.46ドル(1807.8リエル)とある。100リエル未満は切り捨てのようだ。時間がなかったので納得のいく回答を得られなかったのが残念だ。

〔定期購読をお申し込みくださった方々へ〕
お申し込みをありがとうございます。ここ数日、送ったはずのメールが届かないといったことが続いています。メールで定期購読を申し込んだのにこちらからの応答がないという方がいらっしゃいましたら、大変お手数ですが再度、メールにて御連絡いただければ幸いです。

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2007年08月02日 ◆「トーマダー」日誌
■さらに少しだけ増ページ

トーマダーの創刊号はA4モノクロ16ページだった。
第2号は判型は同じで半分ほどカラーページを設け、ページ数も4ページ増やした。奮発して表紙もつけた。
第3号ではさらにページ数を増やして24ページにすることにした。ほんの少しずつだけど、前進しているような気がする。

3号までは、カンボジア人の日常生活に関する記事が多かったが、4号からは伝統文化や行事を紹介する記事を入れて行くつもりだ。3号の「次号予告」の欄でも触れているが、4号で予定しているのはカンボジアの護符についての話。取材対象者も見つかったので、うまく行けばそれなりにおもしろい内容になると思う。あとは、水祭りボートレース以外のお祭りや伝統行事・儀式なんかも紹介していきたい。

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2007年07月29日 ◆「トーマダー」日誌
■雨のカーテン



今日の夕方、雨が降った。カンボジアの雨季の空は明暗がはっきりしていて、見ていて飽きない。雨は局地的に降るため、降っているところはどんより暗く、遠方の降っていないところには光が射している。
また、雨の降っていない場所から雨が降っている遠方を眺めると、くっきりとした雨のカーテンが見える。そのカーテンが移動しながら地面を潤していく様を眺めていると、自分は自然のなかで生かされているのだという気持がわき上がってくる。

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2007年07月28日 ◆「トーマダー」日誌
■流れる時間感覚の違い



客人を夕食に招くことになったので、中央市場へ買い出しに行った。中央市場には、近所の市場にはない海の幸が(カンボジアにしては)豊富に揃う。今日の狙いはシシャモとハマグリだ。中央市場でハマグリが売られているという話は、先日知り合った人から聞いた。
売り子さんに聞くと、ハマグリは知人から聞いたとおり1キロ2000リエル(約60円)で、シシャモは1箱(20匹近く入っている)1万リエル(約300円)。カンボジア人も日常的に魚を食べるが淡水の魚であって、シハヌークビル市など沿岸部の地域は別として、海の魚はほとんど食べない。サワラ、マナガツオ、サバ、タイといった久しぶりの海の幸に心が躍る。
さて、買ってきたシシャモを大家さんの家で炭火で焼いてもらうことにした。カンボジアの家庭では、首都プノンペンでも炭火が日常的に使われている。ガスコンロのある家でも、ガスと併用している場合が多い(もちろん、ガスしか使わない家もある)。炭火は1キロ数百リエルで買えるため経済的だし、ガスと比べるとものをおいしく焼く力がある。朝食(外食)の定番メニューのひとつである「豚肉のせごはん」の豚肉も炭火で香ばしく焼かれる。この味を知ってしまうと、炭火焼きにこだわりたくなってしまう。実際はいろいろ手間がかかるので、ついつい簡単なガスに頼ってしまうのだが……。
ガスと炭火の大きな違いがもうひとつある。所要時間だ。ガスは栓をひねればすぐに使えるが、炭火は火がついてある程度の温度に達するまで15分くらいはかかる。加えて、ガスと比べると火力が弱く、焼くのにもある程度の時間を要する。火の力が強くなり過ぎれば、竈の下から灰をすくいとり、火の上に振りかけて火力を弱める。逆に弱くなれば新しい木炭を追加する。パチパチと赤い光を発する炭火の前で腰を落ち着け、大家さんの親戚の女性とたわいもないおしゃべりをしながら魚が焼けるのを待つ。
「この魚、何て言うの?」
「どうやって食べるんだい?」
「あーあ、身が崩れちゃったね」
「焼く前に塩味をつけたほうがおいしいんじゃないの?」
「この魚、卵ばっかりで肉がほとんどないわね」
漂うシシャモの香ばしさとともに、緩やかな時間が流れていく。ガスで焼いていたら、こんなゆったりと流れる時間を感じることもないだろう。カンボジア人の時間感覚は現代の日本人のそれと大きく違う。炭火で魚を焼くという行為から、彼らの生活時間の流れを具体的に体感したような気がした。
自分はガスを選択し、ゆるやかな時間の流れを捨てて生きてきた。だが、カンボジアに来てからは、炭火の時間のなかで暮らすことも多い。

便利さを追求するか、もしくは「炭火の時間」を求めるか。ただ、一度便利さにどっぷりと浸かってしまうと、「炭火の時間」にあわせて動くのは難しくもある。

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2007年07月27日 ◆「トーマダー」日誌
■ただいま校正中



「トーマダー」第3号の校正をしている。原稿の質を考えると、まだ初校の前の段階なのだが、パソコンの画面上で文字とにらめっこしていても能率が上がらないので、組んだページをプリントアウトし、ホチキスで簡単に製本してみた(写真)。それを使って校正を進めている。
日本で編集の仕事をしていたときから思うのだが、自分で書いた文章を自分で校正するというのは、やや無理がある。頭のなかに大まかな原稿の内容が入っているため、いくら注意深く読んだとしても、どうしても誤りを見落としがちになってしまうのだ。
無理があるとはいえ、身近なところにプロの校正者がいるわけではないので、自分で校正するしかない。
データ上での修正作業も含めて、数日は文字とのにらめっこが続くだろう……。

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2007年07月26日 ◆「トーマダー」日誌
■おめでとう、そしてさようなら。

Late lensman captured Cambodia's smiles(asahi.com)

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2007年07月24日 ◆「トーマダー」日誌
■プノンペン=東京往復書簡

東京に住んでいる波田野直樹さんと、電子メールによる往復書簡をかわすことになった。書簡のテーマはカンボジアというだけで、個々の話題は「風の吹くまま」。実現するかどうかは別として、書籍として出版することを目指した計画ということになっている。
書簡の内容は、お互いのブログで公開することになっている。つまり、人に読まれる手紙になるわけだ。第三者に読まれる手紙というのを今まで書いたことはないため、新しい意識が芽生えるきっかけになるかもしれない。
数あるコミニュケーションのなかで、手紙やメールという形態はどちらかと言えば得意な分野だが、語られるテーマがカンボジアとなると、果たして自分がどれだけ展開することができるだろうかと思う。
ただ、今までやってきたことは、ブログにしろ「トーマダー」にしろ、見聞したことや調べたことを一人で文字に起こしていく作業だった。だが、この往復書簡の計画では、話を投げかける相手がいて、その人から応答が来る点が大きく違う。自分が投げたボールを波田野さんがどう受け止めるか。どんな球を返してくるか。そこがおもしろそうだ。
波田野さんは、遺跡を含む歴史という視点からカンボジアを見てきた人だ(と思っている)。対して自分は人間の暮らしを軸としてこの国を見てきた。自分が見てきたものは、カンボジアという国の一片に過ぎないが、今まであまり語られて来なかった部分だと思っている。そういったカンボジアの陰に光を当てることができたら楽しいやりとりになるだろう。
いずれにしろ、まずは投げられた一球をどう受け止めるか、それを考える必要がある。

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2007年07月23日 ◆「トーマダー」日誌
■「豊かさ」の陰に隠れたもの

夕食の買いものをしに、近所の市場へ行った。考えた献立に沿って一通りの買い物を済ませた後、明朝に食べる果物を買うことにした。
最近、果物売場でよく見かけるようになってきたのは釈迦頭(カンボジア語で「ティアプ」)だ。ザボンもぼちぼち並ぶようになってきたが、この日は釈迦頭を選んだ。
市場で食材を買うとき、産地と食卓との関係を把握するため、なるべく売り子の人にどこから仕入れてきたのか聞くことにしている。この日買った釈迦頭は、売り子によるとカンボジア東部のコンポンチャーム州から仕入れたものだという。だが、同じく買いに来ていた男性は、トンレサープ湖畔のコンポンチュナン州のものだという。

カンボジアの市場に並ぶ豊富な食材を見て、「カンボジアは豊かな国だ」と言う人がいる。かつての自分もそう思っていた。色とりどりの食材は、この国の豊かさを示す一つの指標だと。だが、そういった食材が示す別の側面があることを知った。
プノンペン市内の市場に並ぶ野菜は、その多くが隣国のベトナムやタイで栽培されたものだ。カンボジアの気候と地力が育んだものだと信じていた色彩豊かな果物も、ベトナム産やタイ産のものがほとんどで、国産品にお目にかかる機会は少ない。
ひとつの理由は、国産品の生産量の少なさにある。カンボジアの農業はタイやベトナムと比べると労働集約的ではなく、天水に頼っているため、生産高が低くベトナム産やタイ産のものと比べると高い。化学肥料や農薬、機械化率なども関係している。そのため、地方では栽培されていても、プノンペンまで届く数は少ないという。
ベトナムと国境を接するスバイリエン州や、タイと国境を接するバンテアイミエンチャイ州へ行くと、カンボジアがどれだけ両国から野菜や果物を輸入しているかを自分の目で確認することができる。トラックやリヤカーに積まれて国境を渡ってくる食材は、この国の農業事情を端的に物語っている。

話を戻そう。売り子の言う通り、買った釈迦頭がコンポンチュナンから来たものなら国産品の可能性は高いが、タイ国境へと続く国道5号線が通るコンポンチュナン州から仕入れられたものだとすると、タイ産の可能性がある。1キロ3500リエルという値段が輸入品である確率を低めているが、果たして真実はどうか。自分の舌では、国産品と輸入品を見分けることは甚だ困難だ。

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2007年07月23日 ◆「トーマダー」日誌
■擬似的なナショナリズム?

用があって家に来た知人のカンボジア人が言った。
「ボクシングの試合、(この家の)テレビで見れる?」
知らなかったが、彼はキックボクシング観戦が好きらしい。この日の夕方、TV5で国際試合が中継されていた。残り2試合しか見ることができなかったが、カンボジア人のボクサーがオランダ人のボクサーと戦い、2選手とも勝利を治めた。
最初の選手はオランダ人に攻められ続け、このままリングに沈むかと思われたところ、体勢を整えて挽回し、逆転勝利。知人と一緒に
「おー! 勝った勝った!!」
とカンボジア人選手の勝利を喜んだ。その瞬間、ふと思った。自分はカンボジア人ではないし、オランダに対して負の感情を抱いているわけでもない。それなのに、なぜこうもカンボジア人の勝利を喜ぶのだろう?
理由のひとつは、カンボジア国内におけるスポーツの状況にある。カンボジアには他国と張り合えるスポーツがほとんどない。唯一強さで誇れるとしたら、それはキックボクシングぐらいだろうとカンボジア人は言う。キックボクシングがスポーツかどうかは別として、そのキックボクシングで見事相手をダウンさせたのだ。キックボクサーを取り巻く環境を垣間見た経験も、自分の感情をカンボジア側に押し出す一因となっている。
だが、それよりも大きな理由は、カンボジアで暮らしているうちに、自分のなかに一種の擬似的なナショナリズムに近い意識が芽生えてきたからだと思う。
カンボジアに住んでもうすぐ3年という時間が過ぎようとしている。「光陰矢の如し」というが、滞在経験が与えた影響を考えると、3年という時間は自分にとってそれなりの長さを持つものだったと言える。

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2007年07月21日 ◆「トーマダー」日誌
■「どうしてあんなことをしたのか、その真実を知りたい」

知人のカンボジア人と一緒に、トンレサープ川のクルーズを楽しんだ。そのときのこと。川から見えるプノンペン市内の夜景を見て、知人のカンボジア人が口を開く。
「ポト野郎(ポルポト)の時代が終わってすぐ、プノンペンには何もなかったよなあ」

この一言がきっかけとなり、船頭の男性と知人のカンボジア人が民主カンプチア時代(ポルポトの時代)の話をし始めた。ふたりとも、同時代に肉親を失っている。横に座っている女性は、タイ国境にあった難民キャンプで生まれ、その後、難民としてアメリカに渡りそこで育った。カンボジアの土を初めて踏んだのは、成人してからのことだった。冗談の好きな明るい彼らだが、みな心に深い闇を抱えている。
ボートには、船頭とその連れの女性以外には、乗客が4人しかいない。ふたりのカンボジア人男性は、やや興奮した口調で話し続けた。
主題は、クメールルージュ裁判だった。民主カンプチア時代、政治の中枢にいた人間が責任逃れをしているのが許せないという点で2人の意見は一致している。
「当時、外務大臣だったイエンサリが、粛清や虐殺問題について知らないなんてことは信じられない」
「そうだ、信じられるわけがない。外交を担う外務大臣が知らないなんてことがあるものか」

イエンサリのほかにも、当時幹部だったヌオンチア、キエウサムパン(キューサムファン)、ターモックなどの名前を出して、彼らは批判を展開する。プノンペンで育った知人にとって、あの時代は辛苦以外の何ものでもなかったに違いない。ポルポトに大きな思想的影響を与えたと言われる毛沢東や中国、隣国タイ、大国の主義を優先させるアメリカ、旧宗主国フランスも嫌悪の対象となった。

やや感情的な議論のなかで、最後の一言が印象に残っている。

「私はただ、彼らに謝罪して欲しいだけなんだ。そして、なぜあのようなことをしたのか、どうしてあんなことが起きたのか、その真実を知りたい」

プノンペン市内のトゥオルスラエン虐殺博物館に展示されているクメールルージュの幹部たちの写真。そこにいつからか「ポト野郎」「淫売」「くたばれ」「クソ野郎」といった感情的な落書きが見られるようになった。どんな人たちが書いたものなのかは知らないが、書きたくなる気持は理解できる。
だが、大切なのは、二度と悲劇を繰り返さないためにポルポト時代とは一体何だったのか、その整理をすることだと思う。

「真実を知りたい」
7月3日、正式に始動したクメールルージュ裁判が適正かつ円滑に運営され、司法によって彼らの願いが形になることを祈っている。

関連ニュース
ポルポト派ナンバー2ら起訴へ カンボジア特別法廷(中日新聞)

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2007年07月18日 ◆イベント情報
■スタディーツアー参加者募集

(特活)国際子ども権利センター カンボジア・スタディツアー参加者募集

カンボジアでは深刻な貧困から、児童労働・児童買春に巻き込まれる子どもや、ストリートチルドレンにならざるを得ない子どもがあとを絶ちません。
そのような子どもたちの現状を知り、彼らのために活動する現地NGOとの交流を通して、この問題の背景や原因について理解を深め、子どもの権利を守り普及するために、私たちにできることを考えます。

■旅行期間
2007年9月13日(木)〜22日(土) 8泊10日
※日程の詳細は当会HPをご覧下さい。

■訪問地
カンボジア プノンペン、スバイリエン、シェムリアップ

■旅行代金
205,000円 (学生満22歳以下188,000円)
※上記以外に、航空保険料・燃油特別付加運賃・空港施設使用料(成田12,280円、関空12,890円)、カンボジアビザ代(3,000円、実費2,800円含む)、旅行代金に含まれていない食費(合計US$100前後)、現地空港税(US$25)、海外旅行保険料等がかかります。

■出発地
成田空港・関西空港

■参加資格
国際子ども権利センターの会員、または会員になって活動を支援してくださる方

■定員
19名(最少催行人員10名)
現地でセンターの甲斐田代表とカンボジア事務所職員が同行し、成田から東京事務所職員も参加します。

■お申込み・お問合せ
メール、電話またはFAXでお名前、郵便番号、ご住所、電話番号、FAX番号またはメールアドレスをお知らせください。
さらに詳しいパンフレットとお申込み書をお送りいたします。

■申込締め切り
定員になり次第
最終締切8月3日(金)

☆事前研修会を開きます☆
ツアー参加者を対象に、8月末または9月上旬に事前研修を行います。

<内容>
「カンボジア復興におけるNGOの役割」
「子ども支援における子ども参加型アプローチ」
<講師> 
牧田東一(桜美林大学教授)
荒牧重人(山梨学院大学教授)または勝間靖(早稲田大学大学院准教授)

■旅行企画・実施
(株)風の旅行社
国土交通大臣登録旅行業第1382号 
日本旅行業協会JATA会員

■受託販売
株式会社ピース・イン・ツアー
国土交通大臣登録旅行業第3-3570号
日本旅行業協会JATA会員

■現地プログラム企画・問合せ先
特定非営利活動法人国際子ども権利センター

【お申込み・お問合せ先】
特定非営利活動法人国際子ども権利センター 
東京事務所 担当:後藤
〒110-0015東京都台東区東上野1-20-6 丸幸ビル3階
TEL/FAX: 03-5817-3980  
E-mail: info@jicrc.org

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2007年07月16日 ◆カンボジアフォトスケッチ
■ポーサット駅


ポーサット州にあるポーサット駅。ブーゲンビリアに彩られた美しい駅で、以前、バッタンバン駅から鉄道に乗ってプノンペンへ向かった際、車掌と一緒にここで食事休憩をとった。バッタンバンからポーサット(約102キロ)まではバスなら2時間程度だが、速度の遅い鉄道だと順調に進んでも8時間かかる。

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2007年07月15日 ◆「トーマダー」日誌
■黒いビニル袋の疑惑

ビールが飲みたくなったので、近所の雑貨屋に買いに行った。ついでに豆乳と先日書いた炭酸水も1本ずつ買った。
ビニル袋を無駄にするのがもったいないので、いつものとおりお店のおばさんに
「袋はいりません。手で持っていくので」
というと、買った本数(ビール1缶、豆乳1缶、炭酸水1本)のせいか、袋に入れていきなさいと返されてしまう。
「一回だけ使って捨ててしまうのでもったいないからいいです」
と伝えたところ、おばさんはこう言った。
「市場ではね、袋に入れないで(買った商品を)手で持って歩いていると、盗んだんじゃないのかって疑われるんですよ。それとね、たとえ袋に入れていても、黒くてなかが透けて見えない袋だと、同じように疑われるの。お店の人と顔見知りなら大丈夫ですけどね」
プノンペンでは、市場やスーパーマーケットで万引きをして捕まった場合、何を盗んだのかがわかるよう、盗んだ商品と一緒に全身、または上半身の写真を撮られる。その写真は市場の掲示版やスーパーの出入り口の近くなどに貼られ、公衆の視線にさらされるのだ。
資源を無駄にはしたくないが、かといって盗人扱いされてさらし者になるのもごめんなので、買い物かごにもなるような鞄を持ち歩くことにするか。

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